開発者が楽しく仕事できる環境とは
この問題に対する一つのヒントと最近考えているのは、「偉くない管理職」という考えです。人を管理する仕事は上司の仕事であり、社員は上司の管理の下で業務にいそしむ、といった上下関係ではなく、例えば開発者が「この案件を10日後に完成したいので工程管理をして欲しい」と若い社員に管理をお願いする、といったものです。実際に最近では、新しく入った社員が年上の開発者のタスク管理を行う、という方法を試していますが、うまく回り始めているように思います。
面白い。少なくとも開発者が自分で実現不可能なスケジュールにコミットしたり、管理側から無理なスケジュールを押し付けるられるようなことが起きないでしょう。
このエントリでは"ペアプログラミング","開発合宿"といった,はてな社内で実際行ってるプラクティスが紹介されてます。ペアプロはご存知XP,開発合宿はピープルウェアで紹介されました*1。しかしこれらのプラクティスに対して「日本の企業文化で出来るの?」といった意見を言う人が多かった気がします。ベンチャー企業という条件下ですが、これらのプラクティスを実施できている人達がいる*2ことはちょっと勇気付けられる気がします。しかもその結果が自分の使ってるはてなに反映されているのだからなおさら。
それにしても近藤社長って僕と同い年、同じ星座。素直にすげーなと思う。同年代の人がみんな大人に見える夏の夜。
