機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-

新宿で観てきた。とんでもない行列で2時間くらい待つ事に。なんかシャアのコスプレしてる人がいて痛々しかった。どうせならデッカイグラサンつけてクワトロでしょう。
第3部は結構興行成績よさそう。以下感想(ネタバレ含む)。

• 新作画率上がってる気がした。一番違和感少なく楽しめた。
• 結末は変わっても歴史的な流れは変わっていない。
• 駆け足進行の上、3部では三つ巴(シロッコ勢力も考えると四つ巴)の関係の変遷が相当複雑。数年前にDVD見た俺でもきついっす。
• 戦闘シーンの連続はかなり疲れる。
• ハマーンとシロッコの幻魔大戦ばりのオーラ対決などの「やっちまった」演出がそのまま残っているのは驚き。
• 元祖中二病ことカツの行動が殆どカットされていない。カミーユが朗らかになった分、相対的に際立つね。
• 2大萌えキャラ、エマ、ヘンケンさんのフィーチャぷりがすごい。そのあとの悲劇が際立つね。
• ハマーンのセリフがかなりカッコよくなっている。
• ウェーブライダー突っ込まれたときのギャグマンガみたいなシロッコの顔は旧作画です。シロッコって悪というよりもお調子モンだよなー。
• 突撃後の生まれた仔馬のようなΖのゆっくり変形。誕生の暗喩かな。

Zガンダムのワケワカランところは完全に残っている。この整合性のなさ、混乱ぷりを許容することが重要かも。富野の皆殺しっぷりも健在なのだけど、結末で全てを反転している。まぁいろいろあったけどカミーユの物語はここで終わってハッピーエンド。これでよいですね。