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惑星の数が変わって影響を受ける人たち

インタビュー先のチョイスがおもろい。

 文部科学省によれば、検定終了後であっても客観的事実の変化は訂正で反映できる。「惑星の数や定義」もこれに当たるが、訂正の申請から認可まで1週間はかかる。

 国立天文台が編集する理科年表。こちらは、11月の発行に十分間に合うと、あわてていない。

 架空の第10〜13番惑星が登場するSFアニメ映画「トップをねらえ!」を10月に公開するガイナックスの神村靖宏さんは「SFはもともと虚構の世界。地球の学会が定義を変えたからといって、我々が勝手につくった11番惑星がなくなるわけではない」。

 古来の占星術では、水、金、火、木、土の5惑星と太陽、月を合わせた七つを重視した。心理占星術研究家の鏡リュウジさんは「1781年に天王星が発見されたときは、市民革命が起きて人類の意識が変わって新しい星が必要になったと理屈づけをした」という。

 いまや占星術の世界は一枚岩ではない。七つだけにこだわる守旧派から、何万個もの星をどんどん取り入れる改革派まで千差万別だ。「新定義をいち早く取り入れる人もいるでしょう」と鏡さんは予想する。