yojikのlog

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Web版のHyperCardがあればいい

ちょっと前のエントリとも関係してるけど、Web系のフレームワークや開発環境は、実行環境と開発環境がどんどん融合していく方向にあると思う。
究極は、現在見ているページをペロッとめくると*1、スクリプトエディタとか画面エディタみたいなのがあって、編集して戻ると動作が変わってます、みたいな感じ。あとEntity定義用のページをもりもり編集しておくと、そいつのインスタンスをレコードとして一覧検索したり、詳細画面で編集できるようになるとか。もしくはER図とかクラス図をビジュアルに編集するっていうのもありですね。
既存のものだとTuigwaaなんかは近いかな。あとSmalltalkのSeasideにはページをめくるとワークスペースとクラスブラウザが使えたような気がする(超うろおぼえ)。
結局、Web版HyperCardがあればいいんじゃないかなと。Wikiの元ネタがHyperCardなことを考えるとそんなに外してない気がする。ただ真に使えるものをつくるためには、技術的な問題よりも概念上の問題がありそう。HyperCardにおける「カード*2」よりもシンプルで強力なメタファが必要だと思う。そこが全然思いつかない。

追記:
こういうのはエンタープライズ系のお仕事には向いてないと思う。でもバックエンドはJavaとかでガッチリ作って、上記みたいなWebアプリからリモートアクセスすればいいんじゃないかな。

*1:すみっこのリンクをクリックしたりして

*2:例えばバックグラウンドとカードの関係とかはかなり練られてると思う。