まじで桃太郎は女の子だった地方があるらしい(注:Wikipedia情報)
みんながブクマして「これはひどい」とか「ジェンダー」とかタグつけたりしてるこの記事。
おとぎ話の「桃太郎」を題材に、男女共同参画や人権について考えてもらう名古屋弁の創作劇「モモタロー・ノー・リターン」のビデオ収録が30日、北名古屋市法成寺の市文化勤労会館であった。
物語は、桃太郎に登場するおじいさんが川へ洗濯に、おばあさんが山へしば刈りに行くなど、これまで当たり前に受け入れてきた役割を入れ替えて、固定していると思いがちな男女の役割について考えてもらう内容。
この件自体はしょうもない話で論じる気になれない。ただ気になるのは鬼が島の住民を女性に変えたのか? だとすればラムちゃんみたいな感じ? といった点ぐらい。
それはいいとして、なんとなくWikipediaを調べてみたらいろいろ新事実*1を発見
- 明治時代までの桃太郎は、桃を食べて元気になっちゃったお爺ちゃんとお婆ちゃんの間に生まれたという設定
- 香川県では桃太郎が女の子という言い伝えであったらしい
- (生まれてきた女の子があまりにも可愛らしいので鬼にさらわれないように桃太郎と名づけた)
こういうの読むと、昔話は多様性が命というかそんな感じがする。昔話は歴史じゃないんだから改変-再配布すること自体は、いいことなのかなと思う。
同じ元型から変化した話が世界中にあるのも楽しい。シンデレラが中国発祥*2だったりするのとかロマンを感じる。桃太郎も軍国主義の発揚に使われた時代もあったみたい。
ジェンダーフリー桃太郎とか、話し合いで解決したくせになぜか金銀財宝もって帰る桃太郎は確かにイヤですが、それに目くじら立てて怒っても疲れるだけだと思うんだけど。*3