スキマチック・テーブル

おぉこれ面白そう。
言語ゲーム - 論文読み No Ifs, Ands, or Buts Uncovering the Simplicity of Conditionals
ディシジョン・テーブルとデータフローを融合させることによって、プログラムを宣言的かつグラフィカルに記述する方法。
if-thenでは論理を表現しきれない。読み下すためには脳内状態マシンみたいなのを作って、可能なパスを順次実行するしかない。できるプログラマはこういうのは無意識にやってしまうので、こんな話が出てくるのかもしれないけど。
ポリモフィズムとか出てくると、さらに話が難しくなる。ポリモフィズムはif-thenと本質的な部分は一緒なんだけど、登場人物が増えるせいで、脳内状態マシンが複雑になって一気に検証不能になってしまう。
こういうときはデシジョンテーブルに期待するんだけど、今度は処理の部分が分離したり、条件がネストすると複雑化したりして、やっぱり分かりづらいと。
というわけで、スキマチック・テーブルだそうです(書き方はリンク先参照)。論文では、フィナボッチ数列の例とかあって興味深い。つまりグラフィカルな関数型?言語としての能力があるみたい。
でもやっぱ英文が脳を通過していってしまいます。。山宮さんの後編のエントリに期待です。