ヘンリー・ダーガー
- 作者: 榎本俊二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: コミック
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今週のモーニングの「ムーたち(榎本俊二)」を読んでいたら、横の柱のところに作者がヘンリーダーガー展に行ってきたと書いてあった。
誰だろうと思って調べてみたら↓こんな人。
ヘンリー・ダーガー(Henry Darger, 1892年4月12日-1973年4月13日)は『非現実の王国で』の作者である。アウトサイダー・アートの代表的な作家のひとりである。誰に見せることもなく半世紀以上自分の妄想を書き続けた彼の人生それ自体が芸術ともいえる。
アウトサイダーアートという言葉自体はあまり響きが良くないと思うけど、興味深いなぁ。
港で肉体労働しながら思想体系を作り出した哲学者*1とか、そういうのに通じるかっこよさを感じる。
例えば、満員電車の横に立ってる明らかに社畜っぽい日刊ゲンダイとかアサヒ芸能とか読んでそうな団塊っぽい冴えないオッサンが、ひそかに数百巻におよぶ幻想歴史文学を書いていたら、と妄想するだけでドキドキしてくるね。
*1:今調べたらエリック・ホッファという人だった