オブジェクト倶楽部夏イベントに参加してまいりました。
http://www.objectclub.jp/event/2007summer/
すぐにかく!ざっとかいた(あとで追記予定)
僕はこれでも某オージス総研のオブジェクトの広場所属なので、一見アウェイ戦だ。しかし開催地(船堀タワーホール)が家から歩いて3分くらいのところにあるので、その意味ではホーム戦だ。2007年帰郷というというテーマはピッタリすぎる。
というわけで、せっかくだからLTも参加するぜ!! という感じで参加してまいりました。
以下は印象に残った所のメモ
平鍋さん
- 朝、会場の外で看板持って道案内してて、ちょっと虚をつかれた。必要以上に動揺してしまったのがかなりくやしいです。
- [いつか使いたい表現] →「ウォーターフォールの滝に打たれる」
etoさん主賓講演「WikiとXPをつなぐ時をこえたプログラミングの道」
すごく面白かった。
- WikiとXPは、パターンランゲージを親とする兄弟である
- WikipediaのことをWikiと呼ぶのが間違っている理由
- 飲み会でも話していたけど、なぜ建築系でChristopher Alexanderは高い評価を得られなかったのか、ソフトウェア業界だけで受けたのかは、考える余地がある
- WikiはHyperPerlというソフトウェアから生成されている。
- HyperPerlはページにプログラムの断片と仕様を記述するWikiであり、記述された内容からプログラムを自動生成することができる。
- つまりHyperPerlは文芸的プログラミングの実装例なんだけど、会場に来ている半分ぐらいの人が文芸的プログラミングを知らなかった(衝撃)
- 結局WikiはWikiで作られていることになる(ブートストラップ)
- 成り立ちから分かるように、Wiki上でコラボレートしていく活動は、プログラムをつくる活動に似ている(というかそのもの)
以下は自分が講演を聴きながら考えてたこと
ウィキノミクスという言葉もある事だし、いつかWiki(Wiki的な考え方)が世界を変えるかもしれない。未来(22世紀ぐらい)の学生は、必死こいてカニンガムとかケントベックの名前とか覚えるわけですよ*1!!
そしてカニンガムはソフトウェア業界の人なわけです。偶然なんだけど自分も21世紀のソフトウェア業界にいるわけです。それってすごくない? 誇らしくない? まさに Social change starts with YOU!
みたいな妄想。
TPSコミュニティクロニクル
- 富士通さんで行われているソフトウェアカイゼン活動について。 思ってたより熱い!
- 聞いていてて自分達はどうすればいいかという長考モードになってしまいました。
ライトニングトークス
こう何か実践してる事を紹介系がワクワクするなぁと思った。あと新人さんたちの福井トークがほのぼのしててよかった。
自分も発表しました。初めてのLT、しかも舞台で話すのはかなり久しぶりだったので、相当緊張した。
*1:テストの選択肢にはカーニハンとかあって紛らわしかったりする