なんとなく
こんな心境です↓
「子供たちがそれを信じるのは」と巡査。「それを信じるように教え込まれたからだ」
「そう。まったく疑いもしない子供たちもいます。そういう子たちは、成長して狭量な大人になるでしょう。何を信じているかは言えても、なぜそれを信じているのかは、伝えられない。社会の偽善に幻滅するようになって、反発する子供たちもいます──エリザベス・フィンクル=マグロウがしたように」
「君はどっちの道に進むつもりなんだい、ネル?」巡査の声は、興味津々といった感じだ。「順応して従うか、反発して背くか?」
「どちらにも進みません。どちらの方向も単純で──矛盾や曖昧さに対処しきれない人たちが進むだけの道です」
(『ダイヤモンド・エイジ』下巻p.183)
飲んでて愚痴をいってて愚痴をいってる自分がちょっとイヤになったわけでした。