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オープンソースのビジネスモデル

エリック・レイモンドの論文「魔法のおなべ」では、1999年にこの問題に触れていて、

オープンソース開発者たちの贈与文化が、交換経済の中でどのように維持可能かを理解するための、新しい概念上のツールをつくりだしていこう。

素晴らしい考察をしている。1999年というとネットバブル崩壊前だから、ネットイヤーで考えると戦前ぐらい大昔の話。

オープンソースを収支で考えるのは似合わない。社会貢献として認識すべきではないでしょうか。

「魔法のおなべ」に比べるとちょっと後退しているように見えるなー。ひがさん個人の意見*1をdisってるわけじゃなくて、世間の状況の話です。
IBMあたりは上手くやってるのかもしれないのだけど、ちょっと違う気もする。

*1:この意見自体に関しては、いろいろストレス溜まってるのかなぁという印象