北欧勉強会参加
なんか、面白くなりそうだぜ!!
http://wiki.fdiary.net/ObjectDesignReading/
真面目な話として、今の時代だからこそ改めてオブジェクト指向の基本中の基本を押さえる必要があると思うわけですよ。
というわけで、初回のおしゃべりでは、モロにオブ厨な発言を連発して帰ってきました。
今日ちょっと熱くなったのは、ウチの後輩が「神の視点から」みたいなこと言ったのに凄く違和感を感じたから。*1
もともとアランケイが想定していたオブジェクト指向って、オブジェクトがICの部品のように整然と配置されてて、その部品は再利用性とプラガブル性があって、すべては一貫する精巧なモデリングによって、意図されたように動作するのだ!! みたいなつまんないものじゃない。
オブジェクトは生物の細胞のようなもので、自立的にメッセージを交換しながら動作して、全体として秩序を生み出すよ、みたいなイメージがあったのだと思う*2。こういうダイナミックさによってシステムの複雑さに対抗しようとした。現存するオブジェクト指向言語でこれが実現できているかどうかは微妙だけど。
オブジェクトデザイン本で多用されている演劇のメタファも、台本だけではすべてが決めらないダイナミックさを意識しているのかなーと勝手に思う。
つーか、それが仕事に役立つの?意図通りに動かなかったら意味無いじゃん、問われると悩んじゃうんですけどね。(どうこれ? 厨っぽい文章でしょう)
あわせてよみたい
アラン・ケイのオブジェクト指向というかメッセージ指向について
http://d.hatena.ne.jp/sumim/20040525/p1