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メッセージ指向vsクラス指向

アークランプの人のエントリより

 では、「イマドキのオブジェクト指向」とは何か。それはメッセージ指向という解釈です。オブジェクト指向は「メッセージによる処理の分割」であり、「分離された処理をオブジェクトと呼ぶ」と定義します。これまではオブジェクト指向とは「オブジェクトによる処理の分離」であったわけです。

メッセージ重要という話は今時どころか最初期からあったものだと思います。構造vs振る舞い、静的vs動的、クラス指向vsメッセージ指向という感じで、最初からずっと対立があったというのが、去年のオブクライベントでやった話です。
そういう原則は常に一緒で、オブジェクト指向(言語|設計|プロセス)で開発する意義が変化いる気がします。再利用重視よりもテスタビリティ重視みたいな感じで。
ちなみに個人的にSOAに関して感じるのは、メッセージ指向なのに構造重視で静的というチグハグ感です。まだ明確な論拠があるわけじゃなく、単なる印象です。何か見落としている所があるのかもしれません。