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クロスコミュニティカンファレンス

ScalaのBOFと、id:higayasuoさんのBOF「ITゼネコンをぶっつぶせ」に参加してきた。

ScalaのBOF

閑散としてるのかなーと思って見物にいったら、会場にぎっしり人が入っていてびっくり。Next Java として注目が集まってるんでしょう(多分)。再び自分にも熱が戻ってきた感じ。高度な事はすぐに出来ないので、まずは普通のプログラムをScalaで書き直すところから始めようと思ってる。

ひがさんの「ITゼネコン」の話

プログラミングファースト開発は、XP、その他のアジャイル開発プロセスのサブセットといってよいでしょう。
その後の質問として出てきた反論っぽい内容は、昔からXP界隈でよく議論になったことばかりでした。XPの場合は一つのプラクティスで出てくる「欠点」を他のプラクティスによって補う、プラクティスのネットワークみたいなもので全体として上手く機能するようになっています*1。このセッションを聞いていてXPってよく出来てるなぁという思いを強くした次第。
それはともかく、ITゼネコンがぶっ壊れてしまうほどの改革をしたいなら、アジャイル開発のサブセットみたいな中途半端じゃなくて、もっとエクストリームにやった方がいいと思う。 例えば残業したら会社爆破ぐらいの勢いで。当然、今までそれが上手くいかなかった実績があるわけで、そこで皆悩んでる。
ちなみに宴会場に向かう道すがら、羽生田さんがEric*2さんにITゼネコンという言葉を伝えようとして苦労していたのが印象的でした。欧米にはITゼネコンというか、ゼネコン自体があんまり無いんですねー。

追記:
真面目な話、もっと変化はジワジワ起こすものだと思っています。

多分、すごい意識したのは XP をやりたいと思われたら負けちゃうっていうこと。みんなには、こうした方が気持ちいいよねって話はするけど、XP をやりたいんだとか XP が優れているとかってことを示すためにやっているわけではない。

*1:例えばリファクタリングでコードベースを壊す危険をテストによって防いだり、設計の不足をテスト駆動開発リファクタリングで補ったり

*2:ScalaでBDDやってる人