読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

yojikのlog

yojikのブログです

典型的なプログラマは、ソフトウェア工学に何の疑問ももっていない

典型的な Java屋 は JSP を使うことに何の疑問も持っていない
↑このエントリ自体はよくあるカテゴリ批判なので、俺自身は「そうともいえるし、そうともいえない」みたいな意見しか持てないですね。自分に実害があるときは、もう少し意見が変わるのでしょうけど。
ただ思ったのは、JSP使う/使わない、とか、Java使う/LL言語使うとかは、結構些細な問題かなーということです。
開発の現場は、どんなツールを使っていても、結構優秀な人が配属されてても、いつでもつまらないバッドノウハウに埋もれています。自作のソフトウェアは何重ものレイヤーの上で動いていて、プログラムの動きを完全に見渡すようなことはできない。もちろんWebアプリやフレームワークのレイヤという話だけではなくて、OSやらサーバまで含んだソフトウェアスタック全体のことです。
現代のソフトウェアは、アップデートするたびに肥大化、複雑化、陳腐化していく宿命にある。開発者は、それをカバーするためにさらにレイヤを上に重ねていく。例えばOSの上に乗っかったJVMの上に乗っかったServletコンテナの上に乗っかったStrutsに乗っかったベンダ固有フレームワークなんてこんなものですね。そびえたつクソの山のようです。*1
結局、現代のソフトウェアは工学として全く成立していない。そんなあやふやな基盤の上で仕事をしても真の意味でまともな成果物はできない。もっとコアの部分からシンプルにやり直さなければならない。
http://d.hatena.ne.jp/HHa/20080519/1211199357
ということをいったアランケイは一部のソフトウェア工学関係の学会から出禁をくらってるらしいですねー。
結論ですが、JavaをDISったりしている場合じゃなくて、もっとコアの問題に取り込まなきゃいけないのかなーと思う。個人レベルの話じゃなくて関係者がみんな持つべき問題意識として。
ただ例としてあがってたJSFエバンジェリストがちょっとクソだなーという事実は変わらないわけですが。

*1:業務系だとDBなども関わるので、本当の意味でのプログラムの全体像を掴むことは誰も出来ていないですね