[comic]マンガ雑誌は面白いから読むだけじゃない

ところで、ぼくがマンガを読まない理由は一つしかなくて、それは面白くないからである。ぼくは今、本当に読みたい思えるマンガというのがほとんどなくて、わずかに「へうげもの」と「テレプシコーラ」だけだ。だから、電車の中に限らずマンガ雑誌を面白そうに読んでいる大人を見かけると、「いい大人が……」とは思わないけれども、面白さの感性みたいなものは疑ってしまうのである。「どうしてあんな面白くないマンガ雑誌を、お金を出して買うことができるのだろう？」と。

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感性を疑うとか言われるとちょっとムッとしてしまうけど、まぁどうでも良い。エントリ主の人は単に個人的な感想をいってるだけなので。以下も個人的な話です。

僕自身は、ジャンプとマガジンとヤンマガとヤンジャンとモーニングとサンデーとバンチとイブニングとたまにヤングアニマルぐらいしか読んでない*1のですが、毎週楽しく面白く読めてるわけじゃない。というか満足できる方が少ないです。そんな中で、本当に面白い作品をみつけたり、もしくは連載の中でも神回とよべるようなものに出会うと、それ以外が帳消しになるぐらい楽しめるわけです。
だから自分がマンガ雑誌を読むのは面白いマンガを探すためです。大量のジャンクの中から、自分なりの基準を確立して価値あるものを探すことは、知的で感性が必要で、なにより楽しい作業だと思います。
まぁ効率は悪いですね。でも美味しいものだけ食べて、美しいものしか見ない人生もつまらないなーと思っています。
あと「へうげもの」は最後に編集部がつけるアオリ文が結構オモロイので、モーニングでも読むのがお勧めです。

*1:ちなみに自分はマンガの単行本を買わない主義です。これは深い理由は全く無いです。