ドラマ「Mother」

母親から虐待を受けていた子供を誘拐し母親になろうとした女の人の物語。途中から見始めたのだけど凄くよかったです。最終回直前まで辛い展開だっただけに、盛り上げすぎないまったりした最終回も素敵でした。
このドラマがすごくいいなと思うのは、こんな過酷なストーリーなのに登場人物がすごくどうでもいい会話をすること。「ラムネの玉はどうやって入れるのか」「お化けっていると思う?」「バスの中で座席の前の人がものすごく熟睡してた」。大袈裟なセリフの応酬じゃなくて、そんなどうでもいい会話する日常にこそ人の心が通うのだと思う。特に子役の演技がとても自然なのでそれがとても上手くハマっていてよかったです。