砂漠
またまた伊坂作品を読了。おもろい、というか素敵だった。この作品は直木賞候補になったらしいね。
仙台の大学に通う、5人の大学生の青春小説。「春」「夏」「秋」「冬」という形でエピソードを重ねていく構成。
青春小説といっても、伊坂作品だけに主人公達は当然普通じゃない。丁寧語で熱い思いを叫びまくるロックな小太りメガネ君の西澤が好き。言ってることよく考えると無茶苦茶なんだけど熱さに負けて支持したくなる。「俺たちがその気になればね…砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ!」
たぶんサンボマスターの山口君っぽい感じ。
(あーここから本格ネタバレです)