いくら『社長命令だ！』と言っても、いいコアラは作れない。

＜「トカゲ女」公開記念カルト映画 買い付け講座＞で叶井俊太郎が明かす衝撃！爆笑（？）買い付け＆宣伝裏話
via ハリ・セルダンになりたくてのコメント欄
この人面白いなー。まちがって「アメリ」を買い付けて怒られたり。*1

てっきり少女のダーク・ファンタジーと思っていて、『デリカ〜』も近未来人肉映画ですから、人肉映画の集大成になるだろうと手を挙げたら、競合他社が変態映画と勘違いして手を挙げなかったんです。
　当然、出来上がった時はショックですよ。恋愛映画でしたから。会社からも『どうやって売るんだ！』と怒られましたしね。

現在は映画製作の分野で活躍中。

ザリガニにボクシング・グローブを付けて売り出すユニークな宣伝も話題となり「えびボクサー」(2002)はヒット。新会社ファントム・フィルムを設立した彼は「いかレスラー」(2004)を企画し、実際に映画製作の世界に足を踏み入れる。だが、わずか1年ほどで社長だった新会社を退社。トルネード・フィルムを設立することとなる。
「『いか〜』の次は『コアラだ！』と言ったら全社員に反対されて、社員のモチベーションが下がっている中では、いくら『社長命令だ！』と言っても、いいコアラは作れない。だから『コアラ課長』(2005)を作るために辞めたんです。寂しかったですね」
　残念ながら「コアラ課長」(2005)は失敗作となってしまったが、彼の挑戦はまだまだ続く。Ｗ杯に合わせて、「かにゴールキーパー」(公開中)を企画、そしてヅラを武器にした刑事の活躍を描く「ヅラ刑事」(9月公開予定)も控えている。さらに現在7月15日からの「日本沈没」の公開に合わせ、「日本以外全部沈没」を急ピッチで製作中なんだとか。
<中略>..
問題はいろいろありますが、観る価値は絶対あると思います

素敵な人だなー。映画自体は、多分なんだかんだで見に行けない気がするけど、頑張って欲しい。
今後の展開はこんなの。

「動物シリーズは飽きたので、今度はお菓子を題材に考えています。実写版ガリガリ君とか、いつもポケットからうまい棒が飛び出すうまいもんとか、カールおじさんの実写化とか･･･。いろいろと考えていますので、ぜひ期待していて下さい！」

お菓子の貴婦人こと「ルマンド」をキャラ化したミステリーものとかやってほしい。みんなを招待したお茶会で犯人を発表したりするイメージ。

*1:最近はアメリというとデトロイト・メタル・シティの根岸君を思い出します