パシフィックリムを観た
いい意味で観た後に何も残らない、完全燃焼の面白さでした。(いい意味で)
すべてのシーンが怪獣映画ロボット映画でよくあるかっこいいシーン、ベタの積み重ねなんだけど、圧倒的なハリウッドパワーで作られてるので、クオリティが半端ない。シナリオもかっこいいシーンに論理的な説得力を与えるために構築されています。最初からロボット戦たっぷり描くために怪獣とのファーストコンタクトをナレーションでさらっと飛ばしたり、パイロット二人の脳を直結するドリフトの設定も主人公たちの絆を(ある意味手っ取り早く)深めたり説明を飛ばすために有効でした。
大人たちが莫大な予算と時間を使って、「剣がチェーンになってて、それがガシーンくっついてぶっさすとかっこいい」「そのときに女性パイロットが「これは家族の分」とか言ってぶっさすと燃える」、「ロシア代表のロボットは原発っぽい形にしようぜ」とかを真剣に考え実現化する、たぶん普通の企業の社長が自社の方針決めるより何百倍も真剣に考えてる、という事実がたまらなく良いと思います。
あ、あと芦田プロも良い演技でした。
追記:
劇中ではすでに破壊された設定で出てこなかったけど、この日本製イェーガーがホントかっこいい。日の丸ついてるし
クラムボン「えん。~Live document of clammbon~」を観た
観たぜ!
http://www.jorudan.co.jp/eki/movie/cinema/24205.html
1996年に原田郁子、ミト、伊藤大助の3人によって結成されたバンド、クラムボン。2012年9月によみうりランド オープンシアター EASTにて2days開催された「YOMIURI again & again!!! ~ Acoustic sound & Band sound~」のライブを中心に、彼らがいつもレコーディングを行っている小淵沢のスタジオでの合宿や、リハーサルの模様を盛り込んだドキュメンタリー。監督は近年クラムボンのアーティスト写真やライブ写真を撮影し続けている太田好治で、メンバーの近くでシャッターを切り続けてきた彼にしか収めることのできない素顔のクラムボンに迫った作品となっている。(作品資料より)
ライブまでのリハやレコーディングの様子をがっつりフィルムに押さえた感じです。
あれだけ最高のパフォーマーの三人がライブに向けて必死こいて練習する姿に感動!プロフェッショナルだなーと思うと同時に同じ人間なんだなという親しみを覚えます。
合宿する宿に機材運んだ夜の飲みのワクワクする感じとか、いざ定番の曲(シカゴのイントロ)をあわせてみたら、意外にちゃんとはいれなくって、みんなでわらったりするシーンがすき( http://www.youtube.com/watch?v=QP5n-fDkCOg )。バンドやったことある人はキュンとすると思う!!
上映あとのトークも楽しかったです。皆自由な感じで、特に監督の太田好治のキャラが良い!!!
新宿シネマートでまだやってますよ。